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第1代目のゴールデンドゥードルはゴールデンレトリバーとプードルの交配によって作出される交雑種です。 F1は、異なる種の健康上の利点を大いに引き出す「※雑種強勢」という形質が現れます。 ※Hybrid Vigour 上記サイトに犬のタイプ固定や用語のより詳細な解説があります。 例:雑種強勢について。また他にもインブリード・ラインブリード・アウトクロス・クロスブリード等も分かりやすく記述されています。英文ですので翻訳が必要ですが、是非ゆっくり調べながら参照してみて下さい。 これは、無関係な2つのラインを掛け合わせると、親となる種よりも、良い成長と遂げる(健全性が増す)という動物を繁殖する際に現れる現象です。 被毛の管理について(管理の難易度) 少々難しい、または高度な管理を必要とします。 (難易度:中〜高) 被毛の長さは自然体で7.5cmから13cm位のため定期的なグルーミングが必要です。2,3ヶ月に1度トリミングをし、短くしていた方が管理が容易です。 被毛は通常、カーリー、またはウェービーで、短毛は稀。 ※実際は伸び続けるコートのほうが多いようです。 抜け毛について とても少ない、もしくは抜けない。 アレルギー家庭での適応力について
通常、軽いアレルギー症状のある家庭であれば問題はありません。その家庭が中度から重度のアレルギー症状がある場合は、プードルにバッククロス(戻し交配)したF1bをお勧めします。 |
初代(第一世代)ゴールデンドゥードルに、バッククロス(戻し交配)させた種 - F1b
(ゴールデンドゥードル×プードル またはゴールデンドゥードル×ゴールデンレトリバー)
FIRST
GENERATION BACKCROSS GOLDENDOODLES - F1b
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F1bとは、F1に元のどちらかの種をバッククロス(戻し交配)した結果生まれた犬。遺伝学的見地からすると、この子犬が初代の交配種といえます。繁殖者たちは毛の抜けないアレルギーに優しい性質を引き出すため、大方ゴールデンドゥードルをプードルとバッククロスさせています。 F1bは、どちらかの種にバッククロスさせる事により作出される犬です。 被毛の管理について(管理の難易度)
少々難しい、または高度な管理を必要とします。 初代ゴールデンドゥードルより毛はボリュームがあり、被毛は伸び続けます。 (難易度:中〜高) 毛質について 被毛の長さは自然体で10cmから15cm位のため定期的にブラッシングが必要です。2,3ヶ月に1度トリミングをし、短くしていた方が管理が容易です。被毛は通常、ウェービー、カーリーヘアで、短毛は稀である。 抜け毛について とても少ない、もしくは抜けない。 (統計表は右記を参照してください Dood Database)
人へのアレルギーの対応力について
アレルギー症状が中度から重度(シビア)症状の家庭にお勧めできます。 |
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第一世代同士を交配した 第二世代のゴールデンドゥードル - F2
SECOND GENERATION GOLDENDOODLES - F2
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F2とは第一世代のゴールデンドゥードル同士を交配させた犬です。実際に、F2がブリードされる例は、大変少ないです。何故なら第一世代(F1)の交配種の特性は、遺伝学的に殆ど埋もれてしまうからです。 被毛の管理について(管理の難易度)
被毛のタイプが異なるのでタイプ別に管理します。 毛質について
ストレート、ウェービー、カーリーヘア等、個々様々な毛質となります。 抜け毛について 人へのアレルギーの対応力について
多様な体毛のタイプのためアレルギーのある家庭にはお勧できません。 |
1976 by C. Schleifenbaumが狼とプードルを交配させ毛色や毛質、マーキングを調査、研究した興味深い例があります。
第二世代(F2)の雑種に、さまざまな種類の毛質が現れたことがわかります。
定期刊行物(Zeitschrift fuer Saeugetierkunde, 41(3):147-167. BA 62:60461
ZR 113(19):148).
狼とプードルの交配例
The first generation poodle-wolf hybrid
初代交雑(F1)プードル×狼のハイブリッド |
The second
generation poodle-wolf hybrid
プードル×狼から生まれたF1同士を交配させたF2世代 |
Notice how the coats range from wolf-like to poodle-like
狼のような毛質からプードルのような毛質まで、あらゆるタイプがあるという事に気が付きます。 |
第一世代(F1)にF1bをバッククロスさせた種(2世代目の代替となるゴールデンドゥードル)
ANGUS -
LUDWIG'S DOODLES
1st breeder
of F2b Goldendoodles
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第一世代(F1)にF1bをバッククロスさせた種をF2Bといいます。(F1×F1b=F2B)
1世代目の子犬 ゴールデンレトリバー×プードル=F1 1世代目の子犬 ゴールデンドゥードル×プードル=F1b 2世代目の子犬 ゴールデンドゥードルバッククロス×ゴールデンドゥードル=F2B 第2代目の戻し交配は初代オリジナル(F1)に比べ雑種強勢は弱くなりますが雑種強勢からの利点を得る為においては品種改良の断層の中で十分といえます。世代が進むごとに雑種強勢は失われます。 被毛の管理について(管理の難易度)
少々難しい、または高度な管理を必要とします。 (難易度:中〜高) 毛質について
被毛は初代(F1)に類似していますが、コートは伸び続けるロングコートです。定期的にブラッシングが必要です。2〜3ヶ月に1度トリミングをし、短くしていた方が管理が容易です。被毛はウェービーあるいはカーリーヘアーです。 抜け毛について 殆ど抜けない 人へのアレルギーの対応力について アレルギー症状が中度から重度(シビア)症状の家庭にお勧めできます。 |
MOUNTAINVIEW
LABRADOODLES
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第1代目のラブラドゥードルはラブラドゥールレトリバーとプードルの交配によって作出される交雑種です。アレルギーに優しい介助犬を作るという目的を持って、オーストラリアの盲導犬協(AGDA)のウォーリー・コンロンが初めて「ラブラドゥードル」というハイブリッド犬を作出しました。
現在でもAGDAでは、この第一世代のラブラドゥードルが必要とされています。 F1は、異なる種の健康上の利点を大いに引き出す「※雑種強勢」という形質が現れます。 ※Hybrid Vigour これは、無関係な2つのラインを掛け合わせると、親となる種よりも、良い成長と遂げる(健全性が増す)という動物を繁殖する際に現れる現象です。 被毛の管理について(管理の難易度)
さほど難しくない、または簡単である。 毛質について 被毛の長さは自然体で5cmから7.5cm位で、時々ブラッシングが必要です。多くの場合髪状の被毛ですがしばしば波状、渦巻状もみられます。 アレルギー症状が軽度の症状の家庭にお勧めできます。その家庭が中度から重度のアレルギーの場合はF1bをお勧めします。
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NESSY
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F1bとは、F1に元のどちらかの種をバッククロス(戻し交配)した結果生まれた犬。遺伝学的見地からすると、この子犬が初代の交配種といえます。繁殖者たちは毛の抜けないアレルギーに優しい性質を引き出すため、大方ラブラドゥードルをプードルとバッククロスさせています。 F1bは、どちらかの種にバッククロスさせる事により作出される犬です。 被毛の管理について(管理の難易度) 少々難しい、または高度な管理を必要とします。 (難易度:中〜高) 毛質について カーリー、またはウェイビーですが、毛量は初代ゴールデンドゥードルよりボリュームがあり被毛は伸び続けます。 抜け毛について 殆ど抜けない。 (※ドゥードルデーダベースでの統計を参照して下さい) ※Dood Database 人へのアレルギーの対応力について
バッククロスされたラブラドゥードルはアレルギー症状が中〜重度の家庭にお勧めできます。
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LILY
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厳密には、マルチ世代は数世代のラブラドゥードル同士を交配させた結果という意味になりますが事実上、初期の早い段階で戻し交配の為にプードルが使用されています。 最初にラブラドゥードルが北アメリカの繁殖者によって紹介された際マルチ世代のラブラドゥードルを作る為の繁殖プログラムが研究所で作られ、この繁殖プログラムがマルチ世代のラブラドゥードル作出の際の参考とされました。そのプログラムには初期の段階でプードルを何度も使用する可能性があるということを示唆するものでした。
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オーストラリアンラブラドゥードルの作出の経緯を遡ると1990年代初期に、2つの犬舎が 始めたラブラドゥードルの血統を長きに渡り交配してきたマルチ世代のラブラドゥードルであると説明されてきました。 しかし近年、2004年になってこの6つの犬種が交配計画に加えられていた事が発表されました。 1.プードル 2.ラブラドルレトリーバー 3.アイリッシュウォータースパニエル 4.カーリーコーテッドレトリーバー 5.アメリカンコッカースパニエル 6.イングリッシュコッカースパニエル このうち、カーリーコーテッドレトリバーの実験は失敗におわり、このラインは繁殖計画から外されました。 2匹のアイリッシュウォータースパニエルはおのおの1度だけ計画に加えられ交配されました。 そして交配の中心となる種は、次の犬種となりました。 1.ラブラドール 2.プードル 3.アメリカンコッカースパニエル 4.イングリッシュコッカースパニエル |
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The text and photos of this report is in [goldendoodles.com].
The site owner of [goldendoodles.com] is Blue Sterling.
I got permission of Blue Sterling and translated the text and photos .
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/// あ と が き ///
このページは [goldendoodles.com]のサイトオーナーであるBlue Sterlingさんの許可と協力を得て
Dog Garden BABY BOOと、ゴールデンドゥードルを愛する友人達、遺伝子の専門家によって翻訳されたページです。
5名の素晴らしい愛犬家、そして遺伝子の専門家の皆さんの力をお借りし、無事翻訳をおえる事ができた事を、心から嬉しく思っています。
遺伝学的な言葉や専門用語が非常に多い内容ですが原文を書いた方が意図する内容を、できるだけ奥深く読み取るよう、より忠実に正確に・・・
日本のドゥードルオーナー&ファンの皆さんにお伝えすることが出来るよう、翻訳チーム全員が最善の努力をしました。
翻訳作業を進めていると、初めて触れる知識もあり、自分自身も大変勉強になりました。
勿論、遺伝学は日々進歩していますので、今後も勉強ですが・・・。
ゴールデンドゥードルという種に出会った事、遠い海の向こうにいる大切な友人「Blue Sterlingさん」に出会えた事。。。
とってこの2つの出来事は、私の人生を変える素晴らしい出来事でした。
私が彼女のサイトから学び得た物は、遺伝学やブリーディング方法だけに留まりません。
会った事もない、そして無知であった私を、歓迎し応援してくれた、海外のブリーダー達。
英語の分からない私は、懸命にカタコトの英語で海外の指導者を求めてメールを書きました。
返事が来ない時はひどく落ち込みました。。。
そして「待ち焦がれた」返事が来た時は、涙が出るほど嬉しかった。。。
海外のブリーダーの皆さんや、友人達にもらった大切なもの。「自信」 「勇気」 「熱意」
これら全ての出来事は、私の今後のゴールデンドゥードルのブリーディングに大いに影響を与える事でしょう。
Blue Sterlingさんを始め、原文を翻訳するにあたって協力して下さった方々
フォーラム等で歓迎してくださった海外のゴールデンドゥードルのブリーダーの皆さんに
心から...感謝の言葉を贈りたいと思います。
【 夢は叶うものではなく 叶えるもの!! 】
素晴らしい経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。。。
Thank you!! You’ve been a great help!